ダート王決定戦の現在地――追い切り評価・データ・世間の声まとめ
2026年2月22日、東京競馬場ダート1600mで行われるフェブラリーステークス。
今年は例年よりも主役がはっきりしない混戦型G1と言われ、直前段階から議論が加熱しています。
チャンピオンズC組、芝GI組、ベテラン勢、牝馬。
それぞれに勝ち筋があり、予想の前提が人によって全く違う――珍しい年です。
🧭まず押さえたい:今年のレース構造
今回の争点はシンプルに3つです。
| テーマ |
意味 |
| 牝馬が勝てるか |
GI昇格後30年未達 |
| 7歳以上の壁 |
勝利ゼロのデータ |
| チャンピオンズC組の信頼度 |
好走後の本番凡走が多い |
つまり
能力 vs 歴史 vs ローテーション
この三つ巴が今回のフェブラリーSです。
有力馬の現在地
🔴ダブルハートボンド(坂井瑠星)
チャンピオンズC覇者 / 想定1番人気
状態面の評価はほぼ満点。
1週前追い切りでも動きは軽快で、陣営コメントも強気。
-
「生き生きしている」
-
「G1馬として申し分ない状態」
最大の焦点は能力ではなく歴史です。
GI昇格以降、牝馬の最高は2着止まり。
つまりこの馬は
「強いかどうか」ではなく
“壁を壊せるかどうか”の存在。
🟡コスタノヴァ(ルメール)
昨年覇者 / 東京ダート7戦6勝2着1回
東京マイル巧者という意味では最も安定した軸候補。
武蔵野S2着からの巻き返し狙いです。
ただし不安はゲートとローテーション。
チャンピオンズCを使わずここを狙ってきた点は評価される一方、
「ピークが昨年だったのでは」という声もあります。
🔵ウィルソンテソーロ(川田将雅)
チャンピオンズCハナ差2着
能力はトップクラス。
それでも“危険な人気馬”扱いされています。
理由は単純で
7歳以上フェブラリーS勝利ゼロ
145頭が挑んで全敗という数字は、
能力ではなく「レースの適性構造」を示すデータです。
🟢ペプチドナイル
一昨年覇者 / 隔年制覇挑戦
今回、調教評価が最も上昇した1頭。
坂路での加速ラップが良く、復調気配が強いと見られています。
ベテランながら状態面はむしろ上位評価。
年齢データと状態評価がぶつかる典型例です。
🟣ラムジェット
チャンピオンズC3着
1週前追い切り
4F53.7-12.4
余力十分の好内容。
「東京1600mベスト条件」という厩舎コメントもあり
最もバランス型の伏兵と見られています。
⚪シックスペンス
芝GI実績馬のダート挑戦
芝のトップクラスがダートに挑む珍しい構図。
調教では楽な手応えで併せ先着。仕上がりは良好。
能力評価は未知数ですが、
今年の波乱要因としての注目度は最大級。
データから見えるレース像
年齢
7歳以上は勝利ゼロ
→ ウィルソンテソーロ・ペプチドナイルは統計的逆風
枠
外枠有利(芝スタート)
ただし今年は「中枠有利の馬場」という見方も増加
脚質
差し・先行中心
上がり最速馬の複勝率が高い
予想オッズ(想定)
| 人気 |
馬 |
| 1 |
ダブルハートボンド |
| 2 |
コスタノヴァ |
| 3 |
ウィルソンテソーロ |
| 中穴 |
ラムジェット・ロードクロンヌ・シックスペンス |
人気とデータが噛み合っていない典型的な年です。
この構図は例年より荒れやすい傾向になります。
世間の反応まとめ
SNS上ではかなり意見が分裂しています。
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「今年は混戦」
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「チャンピオンズC組危険説」
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「牝馬の壁は今年破られる」
-
「7歳以上は切り」
-
「芝馬のダート適性が鍵」
特に今年は
“自信の本命が被らない”年
という声が多いのが特徴です。
結論:今年は能力比較のレースではない
今回のフェブラリーSは
単純な強さ比べではありません。
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歴史(牝馬の壁)
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統計(高齢馬)
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ローテーション(チャンピオンズC組)
-
適性(芝→ダート)
この4要素がぶつかる年です。
だからこそ予想が割れています。
枠順と最終追い切りで評価が一変する可能性が高く、
直前まで答えが出ないG1になる見込みです。
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