ドラマが現実を動かした日──「ザ・ロイヤルファミリー」と2025年有馬記念の交差点

ロイヤルファミリーの影響 競馬
ロイヤルファミリーの影響

 

※ちなみに1-14-2馬券、私も買いました。

2025年の有馬記念は、単なる年末の大一番では終わらなかった。

競馬を題材にしたTBS日曜劇場ザ・ロイヤルファミリーが描いた物語と、現実の中山競馬場で起きた出来事が、思いがけない形で重なったからだ。

フィクションと現実がここまで接近した年は、近年ほとんど例がない。


ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」とは何だったのか

原作は、早見和真による競馬小説。

ドラマ版では、税理士の栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主・山王耕造の秘書として競馬界に足を踏み入れ、「ロイヤル」の冠名を持つ馬たちと共に有馬記念制覇を目指す。

物語の軸は勝敗そのものではない。

孤立していた耕造が仲間を得て「ファミリー」を築いていく過程、血統と継承、そして“負け続けても挑み続ける理由”が丁寧に描かれた。

JRAが全面協力し、武豊クリストフ・ルメール坂井瑠星矢作芳人らが本人役で出演した点も、現実味を強めた。

最終回では「2025年の有馬記念」がクライマックスとして描かれ、視聴率11.4%を記録している。


ドラマ内の“有馬記念”とその象徴性

ドラマで描かれた有馬記念は、単なる勝負ではなかった。

  • ロイヤルファミリーは一度引退を撤回した復活馬

  • 有馬記念では2着に敗れるが、その後凱旋門賞と有馬記念を制覇するという大団円

  • 決着馬券は「1-14-2」という印象的な並び

この「勝ちきれなさ」と「その先に続く物語」が、視聴者に強く残った。


現実の2025年有馬記念──数字が示した異変

現実の有馬記念は、12月28日に中山競馬場で開催された第70回大会。

年末の風物詩として知られるこのレースで、売上が713億円超に達し、前年から約163億円増という過去最高水準を記録した。

この急増について、競馬関係者やメディアでは

「ロイヤルファミリー効果」

という言葉が使われ始めた。

歴代売上との比較(抜粋)

優勝馬 売上額
1996年 サクラローレル 約875億円
1999年 グラスワンダー 約728億円
2024年 レガレイラ 約550億円
2025年 ミュージアムマイル 約713億円

21世紀に入って初めて700億円台に戻った点は、偶然では片付けにくい。


ドラマと現実が重なった瞬間

現実の勝ち馬はミュージアムマイル。

3歳馬の勝利、坂井瑠星騎手と矢作芳人調教師のコンビという点が、ドラマ内の展開と重なるとして話題になった。

一方で、ドラマ最終回の影響から

「1-14-2」馬券

が前売り段階で異常な人気を集めたことも特徴的だった。

結果は異なったものの、

「ファミリー」「継承」「復活」

といった物語的解釈が、馬券の買い方そのものに影響を与えた。


Xで広がった“にわか”では終わらない反応

放送終了後から有馬記念当日まで、X上では次のような投稿が相次いだ。

  • ドラマをきっかけに初めて馬券を買った

  • 外れたが、レースを見る視点が変わった

  • 家族で有馬記念を観るようになった

  • 来年も有馬記念は見たいと思った

特徴的なのは、結果への不満より体験そのものを語る声が多かった点だ。


競馬コンテンツとしての“物語性”が生んだ波及

ドラマは、競馬を「当てる娯楽」から

「物語を追う文化」

として提示した。

その影響は以下にも及んでいる。

  • 中山競馬場の入場券が即完売

  • キャストの現地観戦が中継で紹介

  • メディア各社がドラマ視聴者層を意識した報道を展開

  • YouTube・SNSで高額的中報告が拡散

競馬に詳しくない層が、物語を入口に参加した点が、2025年の特徴だった。


「ザ・ロイヤルファミリー」が残したもの

このドラマは、有馬記念の結果を変えたわけではない。

しかし、有馬記念を見る人の数と見方を変えた

血統、敗北、継承、再挑戦。

競馬がもともと内包していた要素を、物語として再提示したことで、現実のレースが“続編”のように受け止められた。

2025年の有馬記念は、そうした意味で特異な年として記憶されるだろう。

もはや賭けとかどうでもよくて。
お馬さんが素敵なんですよ。かわいいしかっこいい!
あなたの“推し馬”・・・!
みつけてみませんか?

ゴール前の攻防をしっかり追いたい人ほど、双眼鏡の有無で体験の密度が変わると言われています。
競馬じゃなくてもライブ観戦、日頃の散歩でもつかってみると楽しいかも!

レースの分析をしていると、細かいラップ・騎手傾向・血統メモを整理したくなる場面が多い。

最近は、競馬ファン向けに作られた「予想ノート」が人気で、書き込むだけで要点が整理できる設計になっている。


おススメ商品

こちら、私が長年使ってるおすすめワイヤレスイヤホン、トラックボール、スマホスタンド

コメント

タイトルとURLをコピーしました