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年末のテレビをつけると、自然と耳に入ってくる音楽がある。
日本レコード大賞(通称:レコ大)は、1959年の創設以来、日本の音楽シーンを一年単位で切り取ってきた存在だ。
2025年12月30日、第67回の生放送を控えたいま、改めて「レコ大とは何なのか」「なぜ毎年これほど話題になるのか」、そして今年最大の注目点であるMrs. GREEN APPLEの3連覇について整理していく。
日本レコード大賞とは何か
日本レコード大賞は、公益社団法人日本作曲家協会が主催し、TBSが後援する音楽賞だ。
毎年12月30日に放送される『輝く!日本レコード大賞』の中で、各賞が発表される。
対象となるのは、その年を代表する邦楽作品。
CDシングル全盛期から、配信・ストリーミング時代へと移行する中で、審査対象も時代に合わせて変化してきた。
評価基準は単純な売上だけではない。
芸術性、独創性、企画性、大衆支持など、複数の観点から総合的に審査される点が特徴だ。
レコ大の始まりと、知られざる創設秘話
レコ大が誕生したのは1959年。
アメリカのグラミー賞を参考に、日本にも「作曲家が評価する音楽賞」を作ろうと、古賀政男らが中心となって立ち上げた。
初回は資金面でも苦労が多く、運営費の一部を古賀自身が私財で賄ったという逸話が残っている。
第1回大賞に選ばれたのは、水原弘「黒い花びら」。ロカビリー調のこの楽曲は、当時の主流だった歌謡曲とは異なり、選考結果そのものが話題を呼んだ。
時代とともに変わるレコ大
レコ大は、常に一定だったわけではない。
1969年からは帝国劇場での本格生中継が始まり、カラー放送化。
1970〜80年代は、視聴率・影響力ともに最盛期を迎えた。
一方で1990年代には、部門分割や電話投票といった試みも行われたが、組織票問題などを理由に廃止。
2004年以降は、会場を新国立劇場に固定し、現在の形式が定着している。
配信時代に入った現在は、CD売上に限らず、ストリーミングヒットも評価対象となり、選考を巡る議論も年々活発になっている。
主な賞の種類
レコ大には複数の賞が存在するが、特に注目度が高いのは以下だ。
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日本レコード大賞
優秀作品賞(10曲)から1曲が選出される最高賞。 -
最優秀新人賞
新人賞候補の中から、最も評価された1組。 -
最優秀歌唱賞・特別賞・作曲賞・作詩賞 など
楽曲制作や長年の功績に焦点を当てた賞も多い。
直近の大賞受賞曲を振り返る
| 年(回) | アーティスト | 曲名 |
|---|---|---|
| 2024(66) | Mrs. GREEN APPLE | ライラック |
| 2023(65) | Mrs. GREEN APPLE | ケセラセラ |
| 2022(64) | SEKAI NO OWARI | Habit |
| 2021(63) | Da-iCE | CITRUS |
| 2020(62) | LiSA | 炎 |
この並びを見るだけでも、アニメ主題歌や配信ヒットが評価軸として強くなっていることがわかる。
第67回(2025年)日本レコード大賞の概要
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放送日:2025年12月30日
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放送時間:17:30〜22:00
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会場:新国立劇場
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司会:安住紳一郎、川口春奈
年末恒例の長時間生放送で、大賞と最優秀新人賞が発表される。
優秀作品賞(大賞候補・50音順)
| 曲名 | アーティスト |
|---|---|
| Almond Chocolate | ILLIT |
| イイじゃん | M!LK |
| かがみ | FRUITS ZIPPER |
| 革命道中 – On The Way | アイナ・ジ・エンド |
| 恋風 | 幾田りら |
| ダーリン | Mrs. GREEN APPLE |
| 倍倍FIGHT! | CANDY TUNE |
| Fun! Fun! Fun! | 新浜レオン |
| 二人だけの秘密 | 純烈 |
| 夢中 | BE:FIRST |
この中でも、Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」は、2年連続受賞の流れを受け、3連覇候補として最も名前が挙がっている。
新人賞・その他の注目受賞
最優秀新人賞候補
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CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」
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SHOW-WA & MATSURI「僕らの口笛」
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HANA「Blue Jeans」
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BOYNEXTDOOR「今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)」
その他の主な賞
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最優秀歌唱賞:山内惠介「闇にご用心」
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特別国際音楽賞:Ado、&TEAM
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特別賞:細川たかし、松田聖子、矢沢永吉 ほか
3連覇は歴史的記録になるのか
レコ大史上、3連覇を達成したアーティストは限られている。
女性ソロでは浜崎あゆみが2001〜2003年に達成しているが、バンドとしての3連覇は前例がない。
もしMrs. GREEN APPLEが「ダーリン」で受賞すれば、
“時代を象徴するバンド”として公式記録に刻まれることになる。
ネット上の反応と議論
放送前から、SNSでは次のような声が多く見られる。
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「今年もミセスかどうかが最大の注目点」
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「配信時代のレコ大として妥当な結果になるのか」
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「新人賞は誰が取っても納得感がある顔ぶれ」
一方で、毎年恒例のように
「評価基準が見えにくい」「候補選定への疑問」といった声が出るのも事実だ。
それでもなお、レコ大が注目され続けるのは、
年末に“音楽を振り返る場”としての役割を担っているからだろう。
まとめ:レコ大は結果よりも“空気”を映す鏡
日本レコード大賞は、常に賛否を伴ってきた。
だが、その年にどんな音楽が流行り、どんなアーティストが支持されたのかを、一望できるイベントであることは間違いない。
2025年12月30日。
3連覇という歴史的瞬間が生まれるのか、それとも新たな名前が刻まれるのか。
今年もまた、年末のテレビから日本の音楽史が更新される。
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