共感を誘う導入:通勤手当って、本当に「手当」なの?
毎朝、満員電車に揺られながら会社に向かう――
もはや通勤は苦行でしかないよね。
そんな苦労の対価としてありがたく頂いている 通勤手当。給料とは別に支給されるこのお金、実は「これって生活費の一部だよね」と感じている人も多いはず。
だって、通勤にかかる実費を補填してくれるものなんだから。
でも、ちょっと待って。
もしこの通勤手当に“税金”がかかるようになったら…?
「え、それって二重課税じゃない?」
…そう感じたあなた、正解です。
実は、最近そんな議論が浮上してるんです。
今回は、通勤手当に税金がかかるかもしれないという話題を、一緒に掘り下げてみましょう!
通勤手当ってそもそも何?
通勤手当とは、会社が従業員に支給する福利厚生の一種。
自宅から職場までの交通費を補うためのもので、法律で支給が義務付けられているわけではありません。
ただし、多くの企業が「社員の負担を減らしたい」という思いから支給しています。
実際、厚生労働省の令和2年の調査によると、92.3%の企業が何らかの形で通勤手当を出しているとのこと。
ここで大事なのが、
現行の所得税法では「通勤手当」は一定額まで非課税というルールがある点。
非課税となる通勤手当の限度額(例)
- 電車・バス → 月 15万円まで
- マイカー・自転車 → 距離に応じて(例:片道10km未満なら 月4,200円)
このルールのおかげで、僕たちの手取りは少しでも守られてきたんです。
税金がかかるってどういうこと?
ことの発端は、**2023年6月に政府税制調査会が「非課税所得を見直すべき」**と提言したこと。
ここから「通勤手当に課税!?」という話がSNSを中心に話題に。
X(旧Twitter)ではこんな声が──
- 「通勤手当は経費なのに課税はおかしい!」
- 「すでに社会保険料がかかってるのに、さらに税金!? トリプルパンチだ!」
もし非課税じゃなくなったら…
非課税限度額を超えた部分に所得税や住民税がかかるようになれば、
給料から天引きされる額が増えて、手取りが減少するのは避けられません。
特に新幹線通勤や遠距離通勤の人には、かなりのダメージです。
どれくらい影響する?具体例で考えてみよう
たとえば、月15万円の定期代を全額通勤手当としてもらっている人。
現在は非課税なので、そのまま手元に入ります。
でも、もしこのうち5万円が課税対象になって所得税10%がかかったら?
➡️ 毎月 5,000円、年間で 6万円 の出費増。
これは…地味に痛い!!
通勤手段 | 非課税限度額(月) | 支給額(例) | 課税対象額 | 所得税(10%) |
---|---|---|---|---|
電車・バス | 15万円 | 20万円 | 5万円 | 5,000円 |
マイカー(10km) | 4,200円 | 1万円 | 5,800円 | 580円 |
徒歩 | 0円 | 3,000円 | 3,000円 | 300円 |
🚶 徒歩通勤の人は全額課税対象になるという不公平感も…。
すでに負担してるのに、さらに税金?
そもそも通勤手当って、社会保険料の計算にはすでに全額含まれているんですよね。
つまり、
「社保では“報酬”として扱われているのに、さらに所得税をかけるなんて…」
という声が多く上がるのも当然。
さらに──
- 電車代には消費税
- ガソリン代にはガソリン税+消費税
そこに所得税が追加されたら、
「何重取りだよ!」と叫びたくなるのも無理はありません。
世間の反応と今後の動き
SNS(X)ではサラリーマンの怒りが爆発中。
- 「国会議員の文通費は非課税なのに、なんで僕らが…?」
- 「退職金にも課税の話があるし、もう搾り取る気満々じゃん」
確かに、国会議員の月100万円の文書通信交通滞在費が非課税って、不公平感ありますよね。
一方、政府は「まだ具体的な方針ではない」と火消しに必死。
松野官房長官も「税制改正の方針を示したものではない」とコメント。
でも、国民の不信感は広がる一方です。
僕たちにできることって?
現時点では、通勤手当に課税が決定したわけではありません。
でも、もし実現したら、生活に与える影響は大きいです。
✔ 今のうちにできること
- 最新情報を こまめにチェック
- 意見があれば SNSやパブリックコメント で発信
これは、僕たちのお財布の問題なんです。声を上げていくことも大事ですよね。
最後に考えてほしいこと
通勤手当に税金がかかるとして──
それって本当に 「公平な税制」 でしょうか?
働いているだけで損をする社会になってほしくない。
僕たちの労働が、ちゃんと報われる仕組みであってほしいと願っています。
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