三輪車でショッピングモール特攻!ダンジョン探索と消えた財布
気づいたら、俺は三輪車に乗っていた。
しかも、ただの公園や道路じゃない。
ショッピングモールの中。
まるでダンジョンを攻略するかのように、
人混みを縫って進んでいく。
カーブを曲がりながら、エスカレーターの横をすり抜け、
無駄にスピードを出しすぎて店のガラスにぶつかりそうになりながら、
俺はなぜかこの行為を「正しい」と確信していた。
「これはショッピングモールを攻略する最適解なのでは?」
そんなことを考えながらエントランス付近でウロウロしていた時——
上の階の外国人観光客が、俺に向かってゲ◯を吐いた。
「えっ……!?」
とっさに避ける間もなく、
俺の三輪車に直撃。
完全に戦闘不能。
ショッピングモール攻略、終了。
何度も消える財布とケータイ、そして諦め
三輪車を放棄し、歩いてモール内を移動する。
その間に、何度も財布とケータイをなくした。
「ヤバい!!」と焦る。
ポケットをまさぐる。
カバンをひっくり返す。
でも見つからない。
何度も失くし、
何度も探し、
何度も絶望し、
最終的には諦める。
「……もう、いいや。」
冨里ちゃん、大学の友達、そして朝礼
混乱の中、なぜか冨里ちゃんや大学時代の友達が登場。
でも、それよりも俺はとにかく眠かった。
「夢の中で眠くなることって、よくあるよね?」
そんな疑問を抱きつつ、
眠いまま職場の朝礼が始まる。
そこで、職場のおばさんが謎の体幹トレーニングを開始。
台の上に円柱を置き、さらにその上に板を乗せ、
バランスを取りながら朝礼に参加。
「なんでそんなサーカスみたいなことしてるんですか?」
聞くに聞けず、
俺はただぼんやりと見つめていた。
元カノとの復縁、でもやっぱナシ
朝礼の最中、突然、頭に浮かぶ。
「元カノとヨリ戻すのもアリかも?」
一瞬だけ本気で考えたが、
冷静になるとやっぱり「ナシ」だった。
「無理だわ。」
そう結論を出した瞬間、
場面が変わった。
ラーメン屋でまさかの生麺提供
次に俺がいたのは、ラーメン屋。
夢の中では「ラーメン凪 豚王」と「汁力」が同じ系列店になっていた。
その豚王に入店し、
普通にラーメンを頼み、
替え玉を注文したところ……
出てきたのは、まさかの生麺。
「えっ……?」
おかしいだろ。
「すみません、これ茹でてもらえません?」
忙しそうな店員に聞いてみたが、
「無理です(即答)」
だった。
仕方なく、替え玉(生麺)を包んでもらうことに。
「ラーメン屋で生麺を持ち帰る客、俺ぐらいだろ……」
そんなことを考えながら、
次の場面へ。
中学の友達と仲違い、そして仲直り
気づいたら中学の友達が登場。
最初は楽しく話していたのに、
何かのきっかけで仲違い。
気まずい空気が流れたが、
何とか仲直りに成功。
ただ、何が原因だったのかは覚えていない。
——謎すぎる。
おしまい!
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