田んぼゴルフ、兄の再起、そして禁断のジュース錬金術——実家での不思議な夢
田んぼでゴルフ、ボール紛失事件
舞台は実家。
なぜか、俺と兄は田んぼでゴルフの練習をしていた。
本来ならありえないシチュエーションだが、夢の中ではそれが普通だった。
「おい、ナイスショット！」
そう思ったのも束の間、兄が放ったボールはどこかへ消えた。
「あれ？ どこいった？」
二人で必死に探すも、見つからない。
ようやく発見したのは……
用水路の中。
「え、こんなとこに入る！？」
泥だらけになりながらボールを回収し、
俺たちはゴルフを続けた。
兄、太る。ランニング挫折。
そんな田んぼゴルフの後、
なぜか話題は兄の体型の変化へと移った。
明らかに太っている。
「ちょっとヤバくね？」
案の定、兄はランニングを始めることを決意。
しかし、数日も経たないうちに——
「もう無理。キツすぎる。」
と、諦める。
「いや、諦めんの早くね？」
俺は必死に励ました。
「大丈夫！ ちょっとずつでもいいからやれば、絶対戻るって！」
その言葉が響いたのか、
兄はランニングを再開。
「よし、やるか……！」
その背中を見て、俺はホッとした。
禁断のジュース錬金術
運動後、喉が渇いた俺たちは、ジュースを買いに行くことに。
自販機の前で、小銭を握りしめながらふと、
あるボタンを適当に押してみた。
すると——
「えっ……！？」
お金を入れていないのに、ジュースが出てきた。
「な、なんだこれ……」
一瞬、夢の中で“禁断の錬金術”を発見した気分になった。
「やばい、これ無限にジュース飲めるじゃん……！」
しかし、俺はすぐにビビった。
「いや、でもこれ……犯罪では？」
結局、1回だけ試して、その後は普通にお金を払った。
「悪いことはできないな。」
そんな妙な達成感と罪悪感を感じつつ、夢はそこで終わった。
おしまい！
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