12月24日、クリスマスイブ。
世界中で「サンタはいまどこ?」という問いが、毎年きまって発生する。これは都市伝説でも噂話でもなく、実際に何百万人もの人が同時にアクセスする年中行事だ。
2025年も例外ではない。
現在、サンタクロースの現在地をリアルタイムで確認できるサービスは主に3つ。いずれも公式・準公式として長年運営されており、子ども向けでありながら大人もつい見入ってしまう完成度を持っている。
🎄サンタクロース追跡がここまで本気な理由
サンタ追跡は「子ども向けのお遊び」と思われがちだが、実際には70年近く続く国際的イベントだ。
レーダー、衛星、地図、航空機追跡システムなど、現実世界の技術を“物語として再構築”することで、毎年アップデートされ続けている。
2025年現在、世界中で特に利用されているのが以下の3サービスだ。
🛰️① NORAD Tracks Santa
軍が本気で追跡する、世界最古のサンタ観測プロジェクト
■ なぜ軍がサンタを追うのか
始まりは1955年。
アメリカの百貨店広告に誤って掲載された電話番号が、当時の防空司令部につながってしまった。かかってきたのは、サンタを信じる子どもたちからの電話。
司令官は電話を切らず、「サンタは今ここにいるよ」と優しく対応した。
この出来事がきっかけとなり、NORADのサンタ追跡は毎年の恒例行事になった。
■ 2025年版の特徴
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レーダー・人工衛星・戦闘機という“軍仕様”の演出
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3Dマップでサンタの移動を再現
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世界各地の訪問都市ごとに演出あり
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ボランティアによる電話案内も継続
日本時間では18時ごろから本格的に追跡開始とされている。
🎁② Google サンタを追いかけよう
エンタメ性最強。家族向けならこれ一択
Googleが毎年公開するサンタ追跡は、もはや「追跡」というより巨大なクリスマステーマパークに近い。
■ 2025年版の特徴
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地図ベースで現在地を視覚的に表示
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配布済みプレゼント数をリアルタイム表示
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ミニゲーム、動画、世界のクリスマス文化紹介
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子どもが直感的に操作できる設計
追跡モードは日本時間19時前後から有効化される傾向がある。
✈️③ Flightradar24
航空オタクがざわつく、異色のサンタ追跡
本来は世界中の航空機をリアルタイム表示するサービスだが、毎年クリスマス限定で“ある便”が現れる。
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便名:SANTA1
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機体:Sleigh(そり)
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機体記号:HOHOHO
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コールサイン:R3DN053
高度や速度まで表示され、通常の航空機と同じ画面上でサンタが飛ぶ。
冗談のようで、技術的にはかなり凝った演出だ。
🌏 サンタの移動ルートと日本到着予想(2025年)
サンタは時差を最大限に活用する。
北極 → ロシア・オセアニア → アジア → 日本 → 欧州 → 北米
この順序は毎年ほぼ共通しており、日本への到着は21時〜深夜帯になることが多い。
そのため、各サービスでも「早く寝ないとサンタは来ない」というメッセージが一貫して表示される。
📊 主要サンタ追跡サービス比較(2025年)
| サービス | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| NORAD | 歴史・リアリティ重視 | 由来や背景も楽しみたい |
| 遊び・見やすさ重視 | 家族・子ども向け | |
| Flightradar24 | 技術ネタ全振り | 大人・航空好き |
🗣️ ネット上の反応(要約)
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「毎年これを見ると年末を実感する」
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「子どもより大人が真剣に見てる」
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「FlightradarのSANTA1は恒例行事」
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「NORADの70年続いてる話が一番好き」
特に2025年は「70周年」という節目もあり、NORAD関連の話題が例年以上に拡散している。
🎄 なぜ大人もサンタを追い続けるのか
サンタ追跡は、事実とフィクションの境界を“あえて曖昧にする”イベントだ。
技術が進歩した現代でも、一晩だけ本気で信じていい物語として機能している。
だから毎年、世界中で同じ問いが繰り返される。
「サンタ、今どこ?」
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サンタ追跡に限らず、旅行計画など次はどの国に向かうのかを予想するだけでも意外と盛り上がります。
子どもの頃は見えなかったいろいろなことが見えてくるかも??
サンタコスって魅力が7割増しになるって知ってます・・・?(個人の感想です)
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