【67台が連鎖炎上】関越道・水上IC付近で発生した年末の大事故、その全貌と影響

2025年12月26日夜、群馬県みなかみ町の関越自動車道下り線・水上IC付近で、年末の交通を直撃する大規模な多重事故が発生しました。

雪と凍結という冬特有の条件が重なり、最大67台が巻き込まれる異例の惨事となっています。

事故の概要（確定情報）

何が起きたのか

当時は降雪と低温の影響で路面が凍結。

中型トラックがスリップして横向きに停止し、そこへ後続の大型トラックが衝突。

この衝突を起点に、車間距離の詰まった車列が次々と追突し、複数の車両が炎上しました。

現場では一時、中央分離帯が曲がるほどの衝撃が確認され、上空からの映像では黒焦げになった車両が折り重なる様子が映し出されています。

被害の詳細

亡くなったのは、

・東京都在住の77歳女性（乗用車）

・焼損したトラック運転席から発見された身元不明の1人

負傷者26人のうち、5人が重傷。

事故直後には「炎が一気に広がった」「シートベルトを切るためのハサミを探していた」といった切迫した目撃証言も報じられました。

通行止めと交通への影響（12月27日時点）

• 通行止め区間：月夜野IC〜湯沢IC（上下線）

• 解除見通し：立っていない
  
  焼損車両の撤去や、道路構造物の損傷復旧に時間を要する見込み

• 影響範囲：
  
  年末年始の帰省、スキー客、物流に大きな遅れ

NEXCO東日本は、上信越道・磐越道・国道17号（三国峠）などへの広域迂回を強く呼びかけています。ただし、迂回路でも渋滞や再凍結の危険が指摘されています。

SNSでの反応

X（旧Twitter）では事故直後から投稿が相次ぎ、

• 「映像が衝撃的すぎる」

• 「雪道運転が本当に怖くなった」

• 「年末の物流、大丈夫なのか」
  
  といった声が多く見られました。
  
  ヘリ映像や現場写真の拡散により、事故の深刻さが一気に広まりました。

雪道運転が突きつけた現実

今回の事故は、スタッドレスタイヤ装着だけでは防げないリスクを浮き彫りにしています。

速度規制中でも、車間距離不足やわずかな操作ミスが連鎖すると、被害は一気に拡大します。

年末年始に高速道路の利用を予定している場合、最新の交通情報確認と無理のない判断が不可欠です。

被害に遭われた方々とご家族に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。