不意打ちは良くないとはいえ、ケンカがコンセプトですし。
でもだんだん格闘技かぶれの方に寄ってきてるし、
でもまさかこんなことになるとは・・・
【参考】
ブレイキングダウン18 当日情報まとめ|開催日時・試合結果・日中対抗戦の最新状況
2025年12月、格闘技イベント「BreakingDown18」の前日会見で発生した一件が、格闘技界だけでなく一般層にも大きな波紋を広げている。
会見中の不意打ち行為により、出場予定選手が失神・転倒し、その後外傷性くも膜下出血が判明したからだ。
本記事では、事件の経緯、当事者の対応、世論の反応、そしてBreakingDownという興行モデルが抱える構造的問題を整理する。
事件の概要|前日会見で起きた想定外の事故
事件が起きたのは、BreakingDown18の前日会見・公開計量の場だった。
フェイスオフ中、
江口響(千葉喧嘩自慢)が、
やるべしたら竜(北海道喧嘩自慢)に対し、突然強烈なビンタを加えた。
この一撃で竜は即座に失神し、後頭部を床に強く打ち付けて転倒。
会場は騒然となり、その場ではドクターが対応した。
当初、意識は回復したとされ、大会への出場も一時は予定通りとされていた。
症状悪化と診断|数日後に判明した「くも膜下出血」
しかし、その後の移動や日常動作の中で、竜は強い頭痛などの体調悪化を訴えるようになる。
そして大会から約3日後、再検査を受けた結果、
外傷性くも膜下出血および脳内出血が判明した。
12月15日夜、本人はXで次のように報告している。
「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです。暖かいメッセージありがとうございます」
この時点で試合は中止となり、治療に専念する状況となった。
12月16日時点の最新状況|回復傾向も長期離脱へ
翌16日の続報では、
症状は安定し、改善傾向にあるとされている。
ただし、医師の判断により、
数か月間の出場停止処分が下された。
一方で、本人は現役復帰への強い意欲を示し、
・来年3月大会での復帰
・江口との再戦
・「KOで無念を晴らす」
といった意思を明言している。
江口響側の対応|説明拒否と波紋を呼ぶ発言
加害側である江口響は、X上で次のような趣旨の投稿を行っている。
・当事者同士では話をした
・外野に説明する必要はない
・運営と話し合う
また、過去の発言として
「平手だったから失神で済んだが、拳だったら殺人になっていた」
と受け取れる内容も報じられ、反省の姿勢が見えにくいとして批判を招いている。
運営側の対応|説明不在が生む不信感
12月16日時点で、
BreakingDown公式アカウントから明確な謝罪や詳細説明は確認されていない。
失神という重大事象が発生したにもかかわらず、
・即時の精密検査が行われなかった点
・大会続行を前提とした判断
・後日の重篤診断に至った経緯
これらが重なり、運営責任を問う声が強まっている。
世論の反応|「演出」の限界を超えたとの指摘
SNSやニュースコメントでは、次のような意見が多く見られる。
批判的意見
・リング外の不意打ちは傷害行為ではないか
・失神時点で即搬送すべきだった
・青少年への悪影響が大きい
・格闘技ではなく危険な乱闘エンタメになっている
擁護・中立的意見
・当事者同士で話がついているなら外野が騒ぐべきでない
・過激さもBreakingDownの特徴
・ここぞとばかりに叩く風潮が気持ち悪い
格闘技関係者からも賛否が分かれ、興行としての在り方そのものが問われる事態となっている。
くも膜下出血という現実|軽視できない後遺症リスク
一般に、くも膜下出血は命に関わる重篤な疾患であり、
社会復帰率は高くないとされている。
回復後も、
・慢性的な頭痛
・集中力低下
・再出血リスク
などを抱える可能性がある。
今回、本人は回復傾向にあり前向きな姿勢を見せているが、
競技復帰の可否は慎重な判断が必要と見る声も少なくない。
まとめ|BreakingDownはどこへ向かうのか
今回の件は、単なる選手間トラブルではない。
・演出と安全管理の線引き
・運営の危機対応能力
・「盛り上げ」の名の下で許容される行為の限界
これらが一気に表面化した事件と言える。
今後、運営側がどのような説明と再発防止策を示すのか。
そして、BreakingDownという興行がどの方向へ舵を切るのかが注視されている。
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