2025年12月24日・25日の2夜連続で放送されたSASUKE2025 ~第43回大会~。
番組史上初の試みとなる8時間特番は、結果として「転換点」と呼ぶにふさわしい大会となった。
舞台はおなじみ緑山。しかし、そこに用意されていたのは、過去の経験則がほとんど通用しない新設計のSASUKEだった。
史上初の2夜連続、その理由がはっきりした第1夜
第1夜の主役は、疑いようもなく1stステージだった。
新エリア導入と構成変更により、クリア者はわずか7名。
1stクリア率7%という数字は、7年ぶりの1桁記録であり、過去最難関クラスと言っていい。
長年SASUKEを支えてきた常連選手たちが次々と姿を消す中、視聴者の空気は次第に変わっていく。
「いつものSASUKEじゃない」
そんなざわめきが、画面越しにも伝わってきた。
第2夜で一気に浮かび上がった“世代交代”
第2夜では、2nd・3rd、そしてFinalへと舞台が移る。
ここで強烈な印象を残したのが、高校生世代の躍進だった。
16歳で史上最年少3rdステージ進出を果たした長野塊王。
サーモンラダーを異常なスピードで攻略した中島結太。
この2人が並んで2ndを突破した瞬間、会場とSNSは完全にひっくり返った。
ベテランの技術や経験ではなく、
フィジカル・スピード・適応力が前面に出るSASUKEへ。
その変化を、誰もが直感的に理解した夜だった。
レジェンドたちの存在感と、抗えない時間
一方で、レジェンド勢の挑戦も大会を象徴していた。
還暦で挑んだ山田勝己。
3度目の完全制覇を狙う森本裕介。
結果だけを見れば厳しい現実もあったが、彼らが築いてきたSASUKEの文脈があったからこそ、今大会のドラマが成立している。
「勝てなかった」では終わらない。
それがSASUKEという番組の強度だ。
史上初のワールドラウンドがもたらしたもの
第2夜の目玉となったのが、日本版では初となるワールドラウンド。
海外版SASUKEで結果を残してきた選手たちが緑山に集結し、日本勢と同じコースに挑んだ。
ここで明確になったのは、日本のSASUKEが世界基準に到達しているという事実だった。
国や文化を超えて成立する競技性は、番組の次のフェーズを示している。
SNSの反応が示す「空気の変化」
放送中、Xでは以下のような声が目立った。
・高校生のクリアに「異次元」「未来が明るい」
・ベテランの敗退に「時代が動いた」「これは仕方ない」
・全体として「新時代のSASUKE」という言葉が急増
単なる感想ではなく、番組の変化を受け止める視聴者の認識がはっきりと見えたのが印象的だった。
完全制覇は出るのか──残された問い
5年ぶりの完全制覇が現実味を帯びる中、最終結果は最後まで注目を集めた。
重要なのは、完全制覇の有無以上に、そこへ至る過程がここまで多様化したという点だ。
SASUKEは、再び「未知の番組」になった。
まとめ:SASUKE2025は“節目の大会”だった
・2夜連続放送は演出ではなく必然
・高校生世代の台頭が構造を変えた
・ワールドラウンドで世界基準が可視化
・レジェンドと新世代が交差した
SASUKE2025は、記録以上に文脈が更新された大会として記憶されるはずだ。
懸垂マシン(チンニングマシン)あると上半身全部鍛えられるから家トレ始めてみたい方にはガチでおすすめです!
握力、三頭筋、二頭筋、背中や腹も一気に鍛えられますよ!!
おススメ商品
こちら、私が長年使ってるおすすめワイヤレスイヤホン、トラックボール、スマホスタンド

コメント