大学生のころ、友達数人でAくんの家に泊まりに行ったことがあります。
Aくんは都内の豪邸住まい。
その日はみんなで買い物をしたり遊んだりして、そのまま家へ向かいました。
玄関で靴を脱ぎ、
「おじゃまします」
と家にあがろうとしたその瞬間。
Aくんが言いました。
「待って。足を洗って。」
正直、人生で初めて言われました。
もちろん、その家のルールなら従います。
ただ、私の頭の中には別の疑問が浮かびました。
「風呂場まではどうやって行くんだ?」
私は真剣に考えました。
足が汚れているなら床を歩いてはいけない。
ならば答えは一つ。
ハイハイです。
人類が二足歩行を習得する前に使っていた、あの移動方法です。
本気でハイハイする準備を始めたその瞬間、
Aくんが言いました。
「タオル敷くからちょっと待ってて」
その後、お母さんが大量のタオルを持ってきて、玄関から風呂場まで一本の道を作ることになりました。
みんなでタオルをつなぎ、タオルだけを踏みながら風呂場へ向かい、足を洗いました。
実際にあった出来事です。
外から帰ったら足を洗う家庭は珍しい?
私自身は初めての経験でしたが、調べてみると、帰宅後に足を洗う習慣がある家庭は一定数存在します。
特に、
- 裸足で家の中を歩く家庭
- 小さな子どもがいる家庭
- 衛生面を重視している家庭
では、外で履いていた靴下や足の汚れを気にして、玄関から直接洗面所や浴室へ向かうケースもあるようです。
一方で、そうした習慣がない家庭も多く、「初めて聞いた」という人も少なくありません。
つまり、どちらが普通というよりも、家庭ごとのルールと言えそうです。
私が一番気になったこと
足を洗うこと自体には何の違和感もありません。
気になったのは、その境界線です。
足は洗う。
では、
- 外で着ていた服は?
- ソファに座るのは?
- 床に寝転ぶのは?
- カバンは?
どこまでがOKで、どこからがNGなのか。
その線引きは家庭によってかなり違うのではないかと思いました。
実際、その日は足だけ洗って、普段着のままみんなでゴロゴロしていました。
だからこそ余計に、
「どこまでがルールなんだろう?」
と考えてしまったのです。
家庭ごとのルールは意外と面白い
今回の出来事で改めて感じたのは、家庭には家庭ごとの文化があるということです。
本人にとっては当たり前でも、外から来た人には驚くことがあります。
逆に、自分の家で当たり前だと思っていたことが、他人から見ると不思議に思われることもあるでしょう。
こういう「当たり前の違い」は、ちょっと面白いですよね。
皆さんの家にも、「うちでは普通だけど、他の家では違った」というルールはありますか?
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